最近ではよく見かける「店頭看板2台出し」です。
この店頭看板2台(複数台)設置が飲食店をはじめ、美容室・美容院、ネイル・エステサロン、クリーニング店やお花屋さんなど様々な業種の店舗でブームになり最近ではよく見かけるようになりました。
今回は、複数看板並べる必要性について書いていきます!
複数台の看板を並べる狙い
看板が1台の場合、表示するテーマ・内容を絞らないといけません。
店舗サイドも伝えたい情報はたくさんあってもスペースの制約があり、情報を足せば足すほど看板が見づらくなったり、テーマがぼけてしまったりと1台の看板に今現在の店舗の訴求ポイントをまとめることはなかなか難しいものです。
しかし、看板が複数台設置できれば、看板を使い分けることができます。
ポイントは使い分けです。
看板の表示内容のテーマを変えることでメニューやサービスの表現の幅が広がり、違った切り口で店舗をPRすることができます。
定番と特集を表現する
看板が2台あれば一年中お店の前に出しておく定番の看板と季節や時期、キャンペーンやセール時などスポットで展開する特集看板の2つを同時にPRすることができます。
例えば、成人式の時期や地元の花火大会の時期に着付けやヘアアレンジメントやメイクアップの受付をしたり、縮毛矯正やエクステを取り上げたり、ヘッドスパやマッサージをPRしたりと時期に応じて表示する内容を変えて看板に動きを出します。
リピートで来店されるお客様は料金体系が分かっているので定番メニューの必要性が薄れます。店頭の看板もスルーして来店されるかもしれません。
しかし、一緒に並ぶ特集看板に定番メニューとは違う内容が書かれていたら目に留まるかもしれません。「こんなサービスあったんだ」、「こんな企画やってるんだ」とリピーターのお客様には今現在プッシュしている内容を告知することができます。
一方、特集看板の内容に興味を引かれた新規のお客様は次に定番メニューを見ます。
「このくらいの価格帯のお店なんだ」とお客様の看板への興味を店舗への興味に移行させるのは定番メニューの役目です。
と言う具合に定番メニューの看板と特集看板は相乗効果のある相互にウィークポイントを補完する役割があります。
看板を分けて専門性を高める
先ほどの定番看板と特集看板はイメージ的には「静(定番)と動(特集)」と言う形でお客様にPRする形でしたが、複数台看板の使い方はそれだけではありません。
あえて看板を分けることによってお店の「専門性」を表現することができます。
よくレストランにメニューブックの他にワインリストを持たれている店舗がありますね。
ごはんのメニューと一緒に書かれるよりもワインだけ別のメニュー帳に分かれている方がより専門的なイメージがします。
看板を複数台設置できればこれと同じことを店頭で実現することができます。
先ほどの例の通り、1台はフード中心のメニュー、もう一台はワインメニューと言うように一部のメニューだけ切り出して看板を分けることでより専門性やこだわりを表現することができます。
「あえてこの分は分けて表示する」ということが複数台の看板では演出しやすくなります。このことによってお店のこだわりをPRすることができます。
看板にメッセージを表示して
ご近所様とコミュニケーションを図る
1台しかない看板だとしっかりアピールしないといけないのでどうしても守りに入ってしまいますが、2台目の看板は店舗にとって「遊び心」を表現するのに最適です。
この遊び心や余裕が肩肘張らずにお客様とコミュニケーションを取るのに役立ちます。
季節のお便りや今日の天気でも良いですし、近況報告などのメッセージなどは継続して続けていくとお店の前の通行人の方の日常に刷り込まれていきます。
いかがでしたでしょうか?
店舗を運営していると年間通してPRしたいことと今知ってほしいこと、メニューとは別にお店が発信したいメッセージなど伝えたいことに溢れていると思います。
その思いを看板を分けることによって伝えやすくすることが複数台設置する看板の目的ですね。
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